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kukuna o ka lā はハワイ語で「太陽の光」という意味。 好きな人と二人暮らししている普通の日々のことを短くぼそぼそ語ってます。
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とは言っても、JR大阪駅にできた、大阪らしくないハコには
まだ一度も言ってない。(通り道として便利なので使うだけ)。

先週の週末は、

西区のうつぼ公園でテニス → 肥後橋の国際国立美術館 →
中之島の夏季限定ビアガーデンテラス

で遊んできました。

歩きなじんだ路地に、おいしいお蕎麦屋さんを見つけたり、
え、こんなビルあったっけ、と感嘆したり、
それでも、川と道の形は変わらないから、
なじんだ街なんだなぁ、と懐かしさもほどほど感があってよい。

テニスが終わった後、「これから国立国際美術館に
『森山大道展』に行く」というと、「ボクも行こうかなぁ」とKさん
(男性、60代)。

森山大道氏は70代。でも、美術館には20代30代の男女が
多かったように思った。
374.jpg




















60代・70代でカメラといえば、高額なカメラ・望遠レンズ・三脚
を携えて、群れをなして、同じ場所で同じ花(蓮とか梅とか)を
撮るイメージ。そういう種類の写真を目指す世代(世代は
関係あるのかなぁ。。。)、この展覧会は受付られないのかも
しれない。どちらがいい、と言いたいのではないが、
森山氏の写真は若い人たちを惹きつける確かな「問いかけ」が
あるのだと感じる。

膨大なプリントが飾られた部屋を進むうちに、体力がなくなっていく。
それはそのプリントの数だけの「問いかけ」に答えようとしながら
対峙しようとして、疲弊してしまうのだろうか。
でも、それは心地よい疲労だった。
ずっしりした映画をひとつ見終わったような。

グループ写真展を写真教室の卒業展としてやったときに、
しきりと自分の作品が「伝わるかなぁ、伝わるかなぁ」とつぶやいていた
女の子がいた。

何を伝えたいの?見た人が自分が思っているのと違う感じ方を
したとしたらどう思うの?って聞きたかったけど、そこまで踏み込むほど
親しくなかったし、当の私自身のその時の作品なんて「伝えたいもの」など
あったものではなかったし。

しばらくアナログで写真を撮り続けて、「撮ろうと思った時」「シャッターを押したとき」
「加工をするとき」「展示をするとき」、その段階ごとに、自分の被写体に
対する思いが変化していくのを感じて、それを面白いと思った。
そしてさらに見た人の感想が、自分の想いとはずれていたときですら、
それが醍醐味だとも思っていた。

だから、アナログ、楽しかったんだけど...

で、なぜか、大道氏は今でもアナログだろうと勝手に思い込んでいたら、
何年も前から、コンパクトデジカメで、それもたぶんプログラムモード
でシャカシャカ撮っておれる(自動フラッシュたいてる!)映像をみて、
自分の思い込みを恥じる。

デジタルのおもしろさは、どんどん撮れるところなんだ。
感じたままに、街を歩いて、撮る、撮る、撮る。
フィルム代のことは考えなくっていい。

デジタルでもっと撮ってみようかな、なんて思った。

でも、重いし、大げさなんだな、私のイチデジ。
コンパクデジカメ買ったら、このイチデジ使わなくなるのは目に見えてるし。。。

おお、写真のこと書き出したら、本当に取りとめがなくなる。

で、その後は、ダンナと、お友達夫婦と合流して、
中之島の涼しい風をいっぱい浴びて、ビールと韓国料理で乾杯なのでした。

大阪は楽しい。

でも、あそこは大阪じゃないみたいだから、いかない。ふんだ!


夏季限定のオープン・ビアカフェ。
406.jpg




















407.jpg




















川べりでみつけた、非常におおざっぱなモノ。
405.jpg





















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そうそう・・
美術館に若者が多かったですねえー。
はい。どんどん撮ってる様子は、ちょっと怖くて衝撃的でした!

最後の写真、おおざっぱなモノ。
こういうのスキです。(クスッ)
honoka 2011/08/08(Mon)00:44:03 編集
あの後の
撮ったあとの作業風景なんかも、みてみたかったですね。
ブレッソンさんは、自分では焼かずに専門家を雇っていたとか、写真家の数だけやり方はあるのだなぁと思うし。

中之島公園はあの立て札でまあいけるのですが、うつぼ公園は絶対無理無理(笑)。
dona_T 2011/08/08(Mon)07:29:11 編集


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いろいろ
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家族
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古い小さな平屋、お庭には小さな畑(ただし私は水やるだけ)、もっと小さな花壇とプランタたち、できれば縁側がほしいけど、現在倉庫と化している。
一日一日をちょっと離れたところから眺めてみたい。
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