先日、岡山県奈義町にある、「奈義町立現代美術館」に行ってきました。
大阪からは、車で2時間程度。
目的は、中島麦さんの個展「~Wandering~色・時・記憶の記録~in 奈義町町立現代美術館」。
もちろん、奈義町は初めて。
那岐山というシンボリックオブジェの下に広がった、美しく豊かな空気を持った町でした。
頂を雲に覆われた那岐山。
手前にある異物は、気になるでしょうが、後ほど。
中島麦さんと初めて会ったのは、今から7、8年前。
京都のギャラリーだったので、彼と彼の作品に同時に会った。
時々彼の作品を先に見た人は、本人に会って驚くらしいのだけど、
その辺の感覚は、だからわからない。
その時から、彼の個展やらグループ展やらに、8割くらい
行ってる。今回の個展は新作と以前の作品が大きな部屋に
ぐわー、っと混ざっている。その中に「知ってる顔」があると、
「ねぇねぇ、ここにいるよ」みたいに、その子らが主張する。
ここ3年ほどの移動感のある作品たちが、そんな気持ちを乗せて
走る。
初めて見る人は、どんな感じがするんだろう。
人も、作品も、対峙するときにそれぞれの思いが違うから、
楽しいし、おもはゆい。
さて、中島さんの作品と、ご本人(週末は滞在だそうです。)と
会って、「常設展もすごいよ」と聞いたので、そちらへ。
すごいのがありました。
荒川修作+マドリン・ギンズ作、「遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体」
どう説明していいかわかりません。とりあえず、作品説明のリンクを貼ります。
http://www.architectural-body.com/ja/products/nagi/
体験型のインスタレーションの中でも、三半規管にがんがん来るやつなので、
これはもう、行って見てきてください。
で、こちらがその外観。
荒川氏のドローイングの中に、この作品の習作がありました。それともう1種類、
これとは違う習作を見たので、実物はどこで見られるのかなぁ、と思って受付の方に聞いたら、
そちらのほうは、物理的構造上、建築が無理だったため、実現されなかったそうで、
うん、確かに。あれは素人目にも厳しいと思う。
荒川氏は残念ながら、2年前にニューヨークで他界されたそうです。
亡くなってから知るパターンが、私には多いんだな。
不思議な建築物の作品は、
など。 全部行ってみたい~。
さて、作品に圧倒された後は、奈義町の「山の駅」でランチ。写真を撮るのを忘れましたが、
奈義町全体を見渡せる絶景とともに、地産の食材が味わえます。野菜も安い!
美術館に帰って、カフェでエスプレッソ。2杯目は無料。(プチ情報)
今週、15日(土)には、ここのカフェで中島さんと「お茶でトーク」があるそうです。
ぜひぜひ、足をお運びください。
美術館と図書館がつながっていました。ガラス張りの、光がさんさんと差し込む
美しい図書館でした。
暑かったけど。。。
大阪からは、車で2時間程度。
目的は、中島麦さんの個展「~Wandering~色・時・記憶の記録~in 奈義町町立現代美術館」。
もちろん、奈義町は初めて。
那岐山というシンボリックオブジェの下に広がった、美しく豊かな空気を持った町でした。
頂を雲に覆われた那岐山。
手前にある異物は、気になるでしょうが、後ほど。
中島麦さんと初めて会ったのは、今から7、8年前。
京都のギャラリーだったので、彼と彼の作品に同時に会った。
時々彼の作品を先に見た人は、本人に会って驚くらしいのだけど、
その辺の感覚は、だからわからない。
その時から、彼の個展やらグループ展やらに、8割くらい
行ってる。今回の個展は新作と以前の作品が大きな部屋に
ぐわー、っと混ざっている。その中に「知ってる顔」があると、
「ねぇねぇ、ここにいるよ」みたいに、その子らが主張する。
ここ3年ほどの移動感のある作品たちが、そんな気持ちを乗せて
走る。
初めて見る人は、どんな感じがするんだろう。
人も、作品も、対峙するときにそれぞれの思いが違うから、
楽しいし、おもはゆい。
さて、中島さんの作品と、ご本人(週末は滞在だそうです。)と
会って、「常設展もすごいよ」と聞いたので、そちらへ。
すごいのがありました。
荒川修作+マドリン・ギンズ作、「遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体」
どう説明していいかわかりません。とりあえず、作品説明のリンクを貼ります。
http://www.architectural-body.com/ja/products/nagi/
体験型のインスタレーションの中でも、三半規管にがんがん来るやつなので、
これはもう、行って見てきてください。
で、こちらがその外観。
荒川氏のドローイングの中に、この作品の習作がありました。それともう1種類、
これとは違う習作を見たので、実物はどこで見られるのかなぁ、と思って受付の方に聞いたら、
そちらのほうは、物理的構造上、建築が無理だったため、実現されなかったそうで、
うん、確かに。あれは素人目にも厳しいと思う。
荒川氏は残念ながら、2年前にニューヨークで他界されたそうです。
亡くなってから知るパターンが、私には多いんだな。
不思議な建築物の作品は、
- 「養老天命反転地」(1995)(岐阜県養老町)
- 「志段味循環型モデル住宅」(2005)(愛知県名古屋市)
- 「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」(2005)(東京都三鷹市)
など。 全部行ってみたい~。
さて、作品に圧倒された後は、奈義町の「山の駅」でランチ。写真を撮るのを忘れましたが、
奈義町全体を見渡せる絶景とともに、地産の食材が味わえます。野菜も安い!
美術館に帰って、カフェでエスプレッソ。2杯目は無料。(プチ情報)
今週、15日(土)には、ここのカフェで中島さんと「お茶でトーク」があるそうです。
ぜひぜひ、足をお運びください。
美術館と図書館がつながっていました。ガラス張りの、光がさんさんと差し込む
美しい図書館でした。
暑かったけど。。。
PR
Comment
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
最新記事
(07/23)
(05/14)
(05/11)
(05/08)
(04/03)
(03/22)
(02/14)
(01/25)
(01/18)
(12/29)
(12/19)
(12/02)
(11/11)
(10/29)
(10/12)
(09/28)
(09/28)
(09/08)
(08/21)
(08/10)
(08/09)
(08/05)
(08/04)
(08/04)
(08/02)
プロフィール
HN:
donaT
性別:
非公開
職業:
いろいろ
趣味:
家族
自己紹介:
古い小さな平屋、お庭には小さな畑(ただし私は水やるだけ)、もっと小さな花壇とプランタたち、できれば縁側がほしいけど、現在倉庫と化している。
一日一日をちょっと離れたところから眺めてみたい。
一日一日をちょっと離れたところから眺めてみたい。
最新コメント
カレンダー
04 | 2024/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
フリーエリア