暖かさに誘われて、「~しなければ」の呪縛からも解き放たれたある日、
思わずバスに飛び乗りました。
行き先は、「ふるさとの森」。
もちろんそこで生まれたわけではないけれど、そこには昔、森にはないものが
立ち並び、人々を熱狂させ、夢を見させたものがあった。そしてその後、その場所は
私の近くに常にあることが当たり前で、その結果人生のいくつかの場面をそこで過ごしてきた。
そこが森になっている。時折、何の気負いなくたずねることができる。
でも、あれかな、「ふるさと」に帰るって、気負うものなのかな。私はふるさとがないから
よくわからない。
相変わらず、巨大な望遠レンズと三脚を担ぎ歩く、若くはない人々が
群れをなす。この人たちが、「お金を持っている」最後の世代かもしれない、
などと思いながら、少しシャッターを押す。
さっさと、梅林撮影ラッシュアワーから抜け出し、前から入ってみたかった
足湯へ。ここの足湯は温泉ではなく、伐採材をもやして沸かしているという。
去年の夏の「羽合温泉」ほどの衝撃はもちろんないけれど、少し肌寒くなってきた午後の
薄い日差しの中で、気持ちをほんのり暖める。
自分の変化を、過大にも過小にも受け止めず、っていうのは難しい。
期待があり、絶望がある。
そんなとき、こんなような場所と時間があったことが、ありがたかったりする。
思わずバスに飛び乗りました。
行き先は、「ふるさとの森」。
もちろんそこで生まれたわけではないけれど、そこには昔、森にはないものが
立ち並び、人々を熱狂させ、夢を見させたものがあった。そしてその後、その場所は
私の近くに常にあることが当たり前で、その結果人生のいくつかの場面をそこで過ごしてきた。
そこが森になっている。時折、何の気負いなくたずねることができる。
でも、あれかな、「ふるさと」に帰るって、気負うものなのかな。私はふるさとがないから
よくわからない。
相変わらず、巨大な望遠レンズと三脚を担ぎ歩く、若くはない人々が
群れをなす。この人たちが、「お金を持っている」最後の世代かもしれない、
などと思いながら、少しシャッターを押す。
さっさと、梅林撮影ラッシュアワーから抜け出し、前から入ってみたかった
足湯へ。ここの足湯は温泉ではなく、伐採材をもやして沸かしているという。
去年の夏の「羽合温泉」ほどの衝撃はもちろんないけれど、少し肌寒くなってきた午後の
薄い日差しの中で、気持ちをほんのり暖める。
自分の変化を、過大にも過小にも受け止めず、っていうのは難しい。
期待があり、絶望がある。
そんなとき、こんなような場所と時間があったことが、ありがたかったりする。
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プロフィール
HN:
donaT
性別:
非公開
職業:
いろいろ
趣味:
家族
自己紹介:
古い小さな平屋、お庭には小さな畑(ただし私は水やるだけ)、もっと小さな花壇とプランタたち、できれば縁側がほしいけど、現在倉庫と化している。
一日一日をちょっと離れたところから眺めてみたい。
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