小さい頃は大人中心に日々は回っていた

お餅つきに誘われました。

ちゃんと杵と臼でつくお餅つき。

初めて杵でつかせていただいて、初めてお餅を丸めさせていただいた。

小さい頃住んでいた町でも、ご自宅で毎年餅つきをするお家があって、大きなお屋敷の大きなお庭にたくさんの人が集まってお餅をついた。

私も親について行ったけど、私たち近所の子供はもちろん、そこの家の子たちも、お餅をついたり丸めたりさせてもらえず、全て大人の段取りで進んでいった。かなり大掛かりな餅つきで、お届け物も入っていたのかもしれない。

でもやっぱり昔はあらゆることが大人の事情でまわっていた社会だったように思う。
自分が中心にいる、みんな私のために動いている、と思うような瞬間は一度もなかった。もちろん子供のための行事はあったけど、子ども目線のものではなかったな。でも、そんなもんだと思ってたからそれはそれで楽しかったけど。

っていう長々とした話は、餅つきが初めてとか、餅をうまく丸められないことのいい訳ではないです。うん。

子どものころから餅ついてる男兄弟の手際
の良さ、お母さんにおそわってすぐに丸め方が上手になる女の子。1年前よりずっと餅つきが上達した女の子。いいなあ。

「子どもの時間」ってあるとやっぱりいいね。

「子どものためだけの時間」子どもに振り回されている感じの親たちと過ごすのはつらい。子供がいないからよ！って多分言われるやろうけど、そうです、いないからです(笑)。

さて大人も楽しかった昨日の餅つき。
大人が楽しんでいれば子供も楽しい。

私の思い出の餅つき、なんか暗い色彩を帯びているのは、親は楽しくなかったのかな？今度聞いてみよう(笑)。